代表コラム
「アイスショーと私」

  • vol.13
    Medalist on Ice 2

2004年の全日本選手権は新横浜スケートセンターで12月24、25、26日に開催され、その後、同会場で2日間、名古屋で1日、最後は札幌で2日間と、12月31日までのツアーとして試みました。海外ゲストはアレクセイ・ヤグディン、中国のシェン/チャオ組、フランスのアニシナ/ペーゼラ組でした。

今思えば、この強行ツアーは全日本選手権後の選手の皆様にはかなりハードスケジュールだったと思います。そこで、最後の会場である札幌ではせめて美味しいものでもと思い、海外スケーターもいましたので、回転寿司は面白いかと思い何人かを連れて行きました。海外スケーターには大受けで、日本選手もここぞとばかり空の皿が積み上がっていました。ウニや生タラバガニなど北海道ならではのネタは回転寿司とは言え、それなりの値段ですが、参加のスケーターの皆さんには思いっきり召し上がっていただきました。

当時は今のような動員ができるわけではありませんでしたので、札幌公演は美香保体育館という約1,300人収容の会場で開催しました。北海道では、アレクセイ・ヤグディンをはじめ海外スケーターの人気は通用しないのか、チケット販売は厳しく、赤字となりました。

今となっては笑い話ですが、公演当日腹痛で欠場となった選手がいました。前日の回転寿司で食べ過ぎたらしいのです。これは私の想像ですが、生のタラバガニを何皿も食べたようで、食べ慣れないものを食べて、大会などで疲れた胃に堪えたかなと。中庭健介さんでした。

翌2005年は12月に東京で開催されたグランプリファイナルで見事初優勝した浅田真央さんが年齢制限により、翌年のトリノオリンピックに出場できないことが大きな話題となりました。更に、女子選手は先シーズン全ての国際大会に優勝しており、どの選手がオリンピックの切符を手にするのかも注目され、その結果、テレビもよい時間帯で放送されることになり、メダリストオンアイスも初めて冠スポンサーがつきました。更にゲストアーティストとしてDREAMS COME TRUEも出演することになり、いつかはと夢見た国立代々木第一体育館をほぼ満員にすることができました。まさに2005年のメダリストオンアイスは、これまでで最高の盛り上がりをみせる公演となりました。

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